乙女ゲームおたくの日記

主に乙女ゲームの感想を書きます。

タナッセ友情B攻略メモ

リメイク版冠を持つ神の手で、タナッセと仲を深めながら彼の秘密を暴くことで到達できる友情エンドver.Bに到達しました。
記憶もあやふやだし、細かい調整が得意ではない私にとっては割と大仕事だったので、攻略メモを残しておきます。
感想と攻略は分けた方がいいと思うので感想は後ほど。

 

・初日
王になりたいか否かはどちらでもいい。
ヴァイルへの印象は微マイナスにしておく。
タナッセへの印愛+14、印友+1にする。
印愛を厚く振るのは「衣装部屋にて」で泣き落としするため。
他のキャラは無関心でいい。
城案内では衣装部屋に行き、戸惑うを選択する。(タナッセ好愛+2)
城への印象、村への印象どちらもマイナスにしておく。

 

・気をつけること
「詩の朗読」を起こす前に知力40、魅力30を目指す。
「知恵の時代」は知力か交渉が最も高い状態で起こす。
逆に武勇は「印と才と」が起こるまで50以上に上げない。
モゼーラが登場したら印象をプラスに全振りしておく。
王になる必要はないので御前試合も舞踏会もスルーでいい。
(飼い殺しエンドを回避したければ、最終日までに称号を"要注意人物"以上にしておく。
 田舎者→闖入者→城の一員→寵愛者→要注意人物→~~の順でランクアップする)
目当てのイベントを起こすために、他のキャラにどいてもらわないといけない場面が多い。
もっと効率のいい順番があるかもしれないが、とりあえず以下の通りで大丈夫。

 

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タ「正門での邂逅」(正門)
  村に帰りたいと答える。(友+2)
ヴ「王様になったら」(玉座の間)
    「玉座を望み」を発生させるために起こしておく。
サ「見つからない探し物」(衣装部屋)
    「衣装部屋にて」を発生させるために以下略。
ヴ「ずるずるからの逃走」(衣装部屋)
    「衣装部屋にて」を発生させるために以下略。
ヴ「剣の訓練」(訓練場)
    「密かな鍛錬」を発生させるために以下略。
タ「衣装部屋にて」(衣装部屋)
  泣く。(愛+3)
  泣くためには印愛15以上必要なので初日に多めに振っておくと安心。
  ここから先は印友全振りでいい。

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タ「待ち人あり」(正門)
  強行突破を試みる。(愛+3)
ヴ「本当にほしいもの」(玉座の間)
    「玉座を望み」を発生させるために以下略。
  ヴァイルの好感を上げていなければスルーできるが、
  わざと嫌われる選択肢を選ばない限りは発生するイメージ。
タ・ヴ「厭味の押収」(広間)
  タナッセに味方する。(友+2) 
モ「本の整理」(図書室)
    「詩の朗読」を発生させるために以下略。
  選択肢はどちらでもいいが、印象はプラスに振っておく。
タ「密かな鍛錬
  去ったフリをする。(友+2)
モ「正しいことは」(図書室)
    「詩の朗読」を発生させるために以下略。そう思うと答える。

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タ「受取人不在」(正門)
  タナッセを探しに行く。(友+3)
  手段はパラメータ次第。交渉か魅力か知力が30以上ならいけるので難しくない。
タ「玉座を望み」(玉座の間)
  玉座に座り、ヴァイルが邪魔と答える。(友+2)
  このイベントが終わったら、ヴァイルの好感・印象を上げてよい。
ロ「広間でお茶を」(広間)
 「詩歌披露会」を発生させるために以下略。
  (もしかしたら発生させなくてもいいかも?)
タ「詩の朗読」(図書室)
  渡された本を素直に朗読する。(友+3)
タ「印と才と」(訓練場)
  手合わせを挑む。(武勇50未満で友+2)
モ・ヴ「取り立て1
 「取り立て2」を発生させたくて起こしたが、不具合かタナッセを見つけられず、結局起こす必要は無かった。ここで舞踏会に行っておけば飼い殺しを回避できたと思う。

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本を読む」(図書室)
  やることがなくなってしまったので図書室に。
  一応、詩人フラグ+1できる「読書の楽しみ」のフラグになっています。
タ「類いなき籠」(玉座の間)
  反論する→タナッセ→タナッセ(愛+3・詩人フラグ+1)
  ディレマトイと答えると友+2だが、詩人フラグは上がらない。
タ「詩歌披露会」(広間)
  タナッセに近づく(詩人フラグ+1)→自分が代わりに出る(友+1・愛+1)
  披露会に参加してもいいが、パラメータが高くないと逆に好友が下がる。
  (知力、魅力、交渉が80以上くらいあれば友+3できる)
  また、詩人フラグも上がらないので注意。
タ「知恵の時代」(図書室)
  ディレマトイのことは調べずにおく。(調べるのは後回しにできるため)
  宿題を出されるのですぐにやっておく。
  提出時に部屋に入れてもらえたら友+3・詩人フラグ+1。
  もし入れてもらえなければ好友不足。宿題を後回しにして先に好友を上げたい。
タ「励みの理由は」(訓練場)
  武勇50未満だったら愛+1。
  一人で訓練→聞いてあげる。(愛+2)
  お茶を出してくれたら飲む。(友+3・愛+1)
  私の場合、この後キーイベント「望まぬ縁」が発生。
  あったと答える(友+1)→承諾する(友+3)
タ「クレッセ
  じゃあ帰る→つきあってあげるで愛+1。
  タナッセ追いかけた後の選択肢は何を選んでもおk。

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モ「読書の楽しみ」(図書室)
  モゼーラがディレマトイについて教えてくれる。(詩人フラグ+1)
  私の場合、ここで詩人フラグ5を満たし「詩人の正体」発生。
タ「雨の中の遭遇」(中庭)
  やることがなくなってきたので雨の日限定のイベントを見ておく。
  人影が「二人組だった」を選択するとタナッセイベントに派生。
  仲がいい前提のイベントなので、何を選んでも好感が上がる。嬉しい。
リ「陛下とお昼1」(玉座の間)
  本当にやることがないので陛下に会いに行った。
タ「詩人の名」(図書室)
  このまま続ける(友+3)、本名を明かす(友+1・愛+2)
御前試合参加
  やることないので参加。優勝。

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これでタナッセ友情エンドver.Bに到達できました。
ちなみに飼い殺しエンド。御前試合に一回優勝するだけでは「寵愛者」止まりでした。
終盤こそ暇になるとはいえ、けっこうシビアなスケジュールだと思います。
いつかヴァイル愛情と並行するイベントも見たいのですが、私には無理そうです。
う~ん・・・どうすりゃええねん。

平成の乙女ゲーマーが語る『冠を持つ神の手』感想①

2026年6月1日、伝説のフリーゲーム『冠を持つ神の手』(通称かもかて)のリメイク版がとうとうsteamで発売されました。
私は高校時代にこのゲームにどハマりして、親のPCに張り付き来る日も来る日もマウスカチカチしていた時期があります。
かなり心に残った作品だったので、少額ながらクラウドファンディングにも参加しました。スタッフロールで流れる「キミー」は私です。

 

・かもかてとは?

どういうゲームか簡単にいうと、ファンタジー世界を舞台とした壮絶な人間関係アドベンチャーってところです。
人間関係アドベンチャーってなんやねんというと、ギャルゲーや乙女ゲームの恋愛に限らないバージョンというとイメージしやすいかもしれません。
男女未分化総勢10名のキャラクターと、恋愛することも友情を結ぶこともできるし、憎み合うこともできるし、いい顔を見せておいて裏切ることも…。
一人のキャラクターを様々な角度から見られるのが最大の特徴かと思います。
好きな相手に見せる顔だけでは、その人の全てを知ることはできませんからね。
キャラクターと交流できるゲームは、基本的に好かれることが正解になってしまうので、嫌われ憎まれることでしか見られないイベントが多数用意されているかもかては非常に画期的でした。でしたというか、今でもそうだと思います。
とはいえ、私は愛情ルートと友情ルートばかり遊んでしまうのですが・・・だって、せっかく手間かけるなら好かれたい。
それでも「嫌う」「嫌われる」選択肢があることで、個人制作でありながらある意味オープンワールドゲー以上の自由度に到達しているのがかもかての唯一性だよなーと思ってます!

 

・オタクの余談

私は乙女ゲームオタクなのでつい好きな乙女ゲームに結びつけてしまうのですが『絶対階級学園』にも通ずるものを感じます。
『絶対階級学園』は極端な階級制が敷かれた学園が舞台のゲームです。
体制にあらがって最下層に落ちる石ころルートと、体制を甘受して最上層に上がる薔薇ルートの2ルートに分かれていて、2つの角度から攻略対象を見ることができるのが魅力です。
たとえば五十嵐ハルという子は階級制度を心底くだらないと思っています。
彼の薔薇ルートに入ると、学園に染まりきった主人公が自分を愛玩動物のように連れ歩こうとすることに反抗する彼の姿を見ることができます。
石ころルートが愛情ルートなら、薔薇ルートは憎悪ルート(友高め)って感じなんですよね。
一度は愛した女に犬のように扱われてたまるかと抗う様子に彼の矜持を感じるのですが、これは石ころルートでは絶対に見られない姿ってのが良き。

 

・進行状況

かなり脱線してしまいましたが話をかもかてに戻します。
今のところクリアしたのは

ヴァイル 愛友
タナッセ 愛友
リリアノ 友(なぜか裏切エンド判定になってます)
ローニカ なし(フラれました)
サニャ 友(フラれました)
モゼーラ 友
グレオニー なし(フラれました)
ティントア 愛友
ルージョン 友
トッズ (不具合で進められず断念)

以上です。

憎悪や裏切というかもかての“華”をまったく楽しむ気がない軟弱オタク・・・。
他にも、攻略失敗でキャラなしエンドを6回迎えていて、合計19回エンディングを見ています。
攻略支援機能は、今のところ能力値支援と天候操作が解放されています。
パラメータ上げのランダム要素が廃止されており、同じように育成すればパラメータを容易に再現できます。これはかなり嬉しい。
能力値支援があれば王になるのも楽々です。

 

・不具合多し

リリースされた時点で、多数の不具合が確認されています。
一部キャラの攻略が困難になるレベルのものも見られるため、アプデまで今しばらく我慢が必要になりそうです。
旧作をある程度やりこんでいる人なら「これは不具合だな」と気づけますが、初めて遊ぶ人だとかなり混乱しそうなので、残念ながら新規の方におすすめするにはまだ早いかも。

例えば、私がプレイした時点では、グレオニー「試合の後」が条件を満たしても発生しませんでした。グレオニーを護衛にするには彼の悩みを聞いてフラグを立てる必要があったと思いますが、この不具合によって達成が難しくなっています。(不可能かどうかは私にはわかりません)
また、トッズ「商人体験再び」も途中で無限ロードに入る不具合があって、彼の攻略を進めるのが難しい状態です。(不可能かどうかは以下略)
あと、これは私のイベント管理が下手なだけかもしれませんが、ローニカの愛情ルートに入りたくてプレイしていたとき、もう選べる話題がないのに「午後の談話」がいつまでも発生し続けて「釈明」が見られずキャラなしエンドに至りました。
こうして書いてみると私が下手なだけのような気がしてきました。当時の私はどうしていたんだっけ??

 

好きなルートの感想も書きたいのですが、長くなりそうなので記事を分けます。

久しぶりのブログ更新!名作インディーズゲーム『アルカディアフォールン』の感想

ブログの更新がすっっっごく久しぶりになってしまいました。
ずっと元気だしずっと乙女ゲームが大好きなのですが、スプラトゥーンのみならずApexにもハマってしまったことで感想まで書く時間を全然作れず・・・。

 

久しぶりの記事として、海外の名作インディーズゲームアルカディアフォールン』の感想を書いていこうと思います。
(D3Pの新作『DesperaDrops』もかなりの良作だったのですが、感想は今度時間がとれたら書きますね)
ジャンルは、恋愛要素を含む北欧風ファンタジーノベルゲーム(パズルもあるよ!)って感じです。
魔法や妖精、悪魔が存在する世界で、主人公の錬金術師がひょんなことから大捕物に巻き込まれ、仲間たちと力を合わせてがんばるぞ~!というようなストーリーですね。
主人公の性別は選択可能で、恋愛できるのは女性キャラ2人と男性キャラ2人の計4人。どちらの性別でもすべてのキャラと恋愛できます。
この4人がみんな魅力的!それぞれが主人公級のバックグラウンドを持っており、表情豊かな立ち絵、声優さんのいきいきとした演技(英語のみですが)で彩られています。
特に老獪でミステリアスな野良メイジのマイケルがもう最高でした。
乙女ゲームとして楽しめるのでは?という予想は大当たりで、マイケルとの恋愛シーンはめちゃくちゃ萌えました。ボリューム的にはそれほどでもありませんが、メインストーリーの盛り上がりに連動して自然に燃え上がる恋愛模様を存分に楽しめました。
状況がシリアスなので吊り橋効果感は否めませんが、私はそういうの大好きです!

恋愛要素を抜きにしてもストーリーの質は高く、飽きさせない展開でした。設定が少々複雑ですが説明の入れ方に無理がなくて、面白いファンタジー小説を読んでる感覚でした。

 

海外ゲームですが日本語訳の質はわりと安定しており(たまに不自然に敬語になったりはしましたが)読みやすく、仲間同士の軽快な掛け合いや恋愛シーンの甘いセリフがほぼ違和感なく訳されていると思います。翻訳小説らしいオシャレな言い回しも見所です。
主人公の口調は男女共通と思われますが「~~だよ」「~~だね」というニュートラルな口調なので、男性主人公のセリフがそのまま流用されてるような、男女選択可能ゲームでたまにある寂しい感覚を味わうこともありません。

以下に簡単なキャラ別感想を書いていきます。一周しただけで、恋愛もマイケル以外とはしてないです。(股がけ可能らしいですが、できてもやらないのが私です)


マイム
主人公の命を救うために主人公に取り憑いて(?)剥がれなくなってしまった妖精の女の子。作品のマスコット的存在であり、恋愛対象ではないです。ちょっと残念。
彼女と融合してしまったことがきっかけで主人公は様々な苦労に見舞われることになります。
しかしマイムちゃんはとても優しく天真爛漫でチャーミングな憎めない子です。超かわいいです。
私がたどり着いたエンディングでは、結局彼女との結合状態を解消できなかったのですが、選択肢次第では可能なんですかね?

ヴィクトリア
無愛想で厳格な、秩序を守る騎士。
元は悪魔を狩るハンターでしたが放逐されてしまい、自分を拾って騎士にしてくれた上司に深く恩義を感じています。
最初は主人公やマイムのことをあくまで監視対象と思って厳しく接しますが、徐々に氷解し、仲間思いなところや融通のきくところを見せてくれるようになります。
デレても基本的に堂々としていて、弱くなっちゃうわけではないのが良い!
忠義キャラなので、尊敬する上司から賜った任務と仲間への情の板挟みに苦しんだりもします。
そこで法が全てという彼女の考えを肯定するか、法より大事なものもあると諭すかで彼女の運命を左右できるみたいですね。前者を選んでしまうと多分・・・よくないことが起きます。
主人公の師匠とヴィクトリアの上司がかつて恋仲だったという熱い設定があるので、ヴィクトリアと恋愛関係になったら師弟は争えずみたいななんかエモい感じになるでしょうね。
師匠と上司がいわゆる百合なので、彼女との恋愛も女主人公で臨みたいです。

マイケル
うさんくさい笑顔を常に浮かべた老獪なメイジ(魔法使い)。最萌えキャラです!
この世界ではアカデミーに所属する人以外が魔法を使うと違法なのですが、マイケルはそうした規律を嫌う流浪の野良メイジです。
ある理由で世界を悲観しているものの、正義への憧れが心の奥底にくすぶっているような・・・そんな男でしてね。

柔和な笑顔の裏には大きな絶望とかすかな渇望がね・・・ね。そういうキャラ大好きなんですよ私は!!
性格も体制へのスタンスも正反対なヴィクトリアとの掛け合いは面白かったですね。
彼の正義への憧れを焚きつけるか、彼が背負うべきことじゃないと慰めるかで彼の運命を左右できると思われます。

恋愛モードでは基本的に余裕綽々でアプローチしてきますが、主人公は選択肢次第で彼に翻弄されるウブな乙女にも、素直になれないツンデレにも、逆に魅了し返すような小悪魔にもなれます。
選択次第ではペースを乱されて赤面するマイケルも見られたりして、本人がそう見せたがっているほど余裕ではないのが萌えます。精一杯かっこつけてるんですね。
ていうか声がいい。吐息混じりの低温ボイスが色気たっぷりで、英語だからよく聞き取れないのに聞き入ってしまいます。控えめに言って最高です。出会えてよかった。

アン
マッドサイエンティスト手前の天才メイジ。
この世界の人々はメイジの力を必要としながらメイジを差別しているのですが(理不尽だけどありそうな話ですよね)アンもメイジであることが理由で苦しめられた過去があります。そのため、何にも邪魔されず魔法を学べるアカデミーに強くこだわっています。
卒業後も教授として居座るために偉大な研究を欲しており、主人公のことを興味深い実験体と思って仲間入りする暴走理系女子です。
アカデミーの外の世界なんてどうでもいい、画期的な研究ができれば悪用されようとも知らないという彼女に賛同するかしないかで彼女の運命を左右できるみたいです。

マイケルもですが、アンも人気が高そうなキャラですよね。私も好きです。
奇矯で偏屈なように見えて心根は友人思いで繊細で、それゆえに自分を守るために周囲に無関心でいようと努めている・・・そんな感じがしました。警戒心の強い猫ちゃんのイメージです。
声優さんの演技も、自分の得意分野になるとハイテンション早口になる感じがいかにもでかわいらしいです。
アカデミーでの友人クインとの関係にはグッとくるものがありました。クインにちょっと嫉妬しちゃう。でもクインも好き!心優しく芯が強い、私の理想のヒロインタイプなんですよ何気に。

ケイダン
灰色の肌を持ち、洞窟で暮らす異種族の青年。彼らはこの世界で「アウトランダー」と呼ばれ、これまた差別されています。
彼は世界を危機から救う英雄になることを目的に(口実に)ひとり家出をします。その結果、悪者に騙されて捕らえられてしまったところを、主人公たちが救うという形で出会います。
プレイする前、見た目だけで冷徹そうなキャラだと想像していましたが実際はいたって穏やかで内省的な性格でした。
正直つかみづらいキャラだな~と思っていたのですが、アンが彼を「クラゲみたい」と形容するのを聞いて、クラゲなら仕方ないな!と納得しました。
芯はない代わりに柔軟で、静かで、何にも強くは当たらない・・・それがケイダンの個性なんですね。癒やし系というか。
他キャラとケイダンの掛け合いは特に心温まるものが多かったです。
彼は、自分の過ちで故郷に迷惑をかけてしまった負い目もあってか、しばしば自己犠牲的な行動も見せます。なんとも放っておけない感じのする純朴お兄ちゃんです。
故郷に帰って償うか、故郷を忘れて自由に生きるかを勧めることで彼の運命を左右できるようです。この二択が正直一番迷った。
マイムちゃんと一緒に花冠たくさん作ってる(作らされてる)シーンかわいすぎでした。
二週目以降は設定で花冠を自由にオンオフできる仕様が遊び心あふれてて、インディーズゲームらしくてすごくよかったです。

 

キャラ紹介は以上です。

一週のプレイ時間は私の場合ちょうど3時間くらいでした。
基本的には一本道と思われますが選択肢が豊富にあるので、遊び尽くそうと思うとけっこう時間がかかるかも!

パズルモードは進行上スルー可能なものも、スルー不可のものもあるのですが、スルー不可のものはそれほど難しくなかったです。
回避可能な方は終盤けっこう難しくて、普通にコンプ断念しました。
特定の絵柄を隣り合わせた瞬間失敗判定で、最初からやり直しになってしまうルールがきついです。アンドゥ機能ちょうだい!と何度も思いました。

 

アルカディアフォールンでTwitter検索してみると『冠を持つ神の手』が好きな人におすすめ!と書いてる方が複数いました。
それほど似てるかな?とも思ったのですが、ゲーム性の核が「人間関係」にあるところや、主人公の選択次第でキャラクターたちの運命が良くも悪くも変わるという点は共通するかもしれませんね。
おそらく選択肢次第で、仲間一人が別の仲間に殺害(処刑)されたりします。
でも私は乙女ゲームのバッドエンド見ない派だし『かもかて』でも愛情と友情エンドしか見ない人間だったので、本作においても良い方向に進みそうな選択肢しか選べませんでした。
実際、全員が幸せそうな大団円で終えられました。これで私のアルカディアフォールンは終わりです。
これでいいのか?せっかくの重厚なゲームを味わえないで・・・という思いもありますが、用意されてるからってだけでアンハッピーな展開を読みたくはないんだ私は!
選択肢がたくさんあるゲームのメリットとして「いろんな展開が見られる」というのはもちろんあると思いますが、自分の好きな選択肢だけを選んで自分だけの最高のストーリーを一本作れるというのもあると思うんですよ。
だから全ての選択肢を見ようとしなくても、豊富な選択肢の恩恵を受けることは可能なんですね。(という言い訳です)

 

結論として、アルカディアフォールンは愛らしいキャラと熱いストーリーと多彩な選択肢を楽しめる名作ゲームだったという話です。
大作RPGのストーリー部分だけつまんでるような感覚なので、時間があまりないけどそういうのが好きな人にもおすすめかもしれません。一般ゲームの恋愛要素に目がない方にもおすすめです。

 

余談なんですが、今のはてなブログってAIに自動でタイトル生成してもらえるんですね。さっそく使ってみて、出てきたタイトルの一つを採用しました。

一部不自然なのもあるけど、おおむねちゃんと内容を反映したタイトルがでてくるのがすごいと思いました。おもしろいなー。

 

 

歪みの国のアリス感想 疲れた大人にも意外とおすすめ

スプラトゥーン3が楽しすぎて、ただでさえ遅い更新がさらに遅くなってしまいました。
3で初めてスプラやり始めたのでまだ初心者に毛が生えた程度ですが、毎日のように時間を忘れて遊んでいます。
先のフェスではヒマつぶし派の面汚しを頑張りました。何回やっても道具派とばかり当たり、トリカラ以外で食料派の姿を見ることはついぞありませんでした。人数がかなり偏っていたようです。
キャラ的にはウツホちゃんが一番好きなのですが、なんせ私にとっては初めてのフェスなのでキャラで選ぶという発想がありませんでした。次はお題が何だったとしてもウツホちゃんの陣営に投票しようかな。
さて、スプラの話はこれで終わりにして、最近プレイした懐かしの名作ノベルゲームの感想に移ります。

ナイトメア・プロジェクトによって2006年にリリースされた携帯用ゲーム『歪みの国のアリス』がなんと2022年になってswitchに移植されました。
2015年にはスマホ版が出ていたようですが、さらに7年も経ってからswitch版もということで『歪アリ』人気の根強さがうかがえます。

歪アリを知った当時、私は中学生でした。牧場物語などの、恋愛要素がある一般ゲームの二次創作サイトを漁っているうちに自然と歪アリの情報にも行き着いたんだったかな。
携帯は持っていましたが有料コンテンツを遊ぶとなると親に相談せねばならず、それが恥ずかしいからという理由で全部ネタバレを見て済ませました。とんだ不届き物です。
今回移植版が出たことで、十数年越しにお金を払って実際に遊ぶことができたというわけですね。

ネタバレですが内容としては、過酷な家庭環境で育った主人公がかつて現実逃避のために生み出したイマジナリーフレンドが、辛い現実から主人公を救いだす(≒殺す)ために追ってくる話という感じです。
ウサギも猫も女王も、歪みの国の住人たちはみんな主人公を愛しているので、ホラーゲームでありながら存分に愛され体験ができます。愛ゆえに捕食しようとしてきたり、愛ゆえに首を刈ろうとしてきたりはしますけど。
童話をグロテスクにアレンジする作品自体は他にもありますが、なんだかんだオシャレにまとめているものが多いところ歪アリはひと味違うというか、どうやっても絵的に美しくはならない珍奇な世界を体験できます。

大まかな内容は知ってしまっている状態での初プレイでしたが、十分に楽しむことができ、一日で一気に終わらせてしまいました。
集中力が年々落ちる一方で大好きなはずの乙女ゲームすら遅々として進まなくなっている私ですが、歪アリには平穏な日常パート的なものが全く存在せず、常に異常事態が発生し続けるので先が気になってプレイする手が止まりません。
内容的には十代の少女特化かもしれませんが、そういう意味ではいい歳した大人にも意外とおすすめできる作品だと思いますね。

システム面はほぼ普通のノベルゲームという感じでしたが、フローチャート機能がとても便利でした。現在地も一目でわかるし、いつでも好きな部分から始められます。ストレスフリー。
選択肢によって一時的に分岐する部分が多いのですが、どのルートを通ってもちゃんと面白いことが起こるのがすごい。
乙女ゲームの選択肢は好感度調整のためだけのものになりがちで、どちらを選んでも直後の展開は変わらないことが多いので、乙女ゲームに慣れた身には新鮮でした。

本作の特筆すべき魅力はやはりキャラクターです。
どいつもこいつも奇妙なビジュアル、奇妙な性格ですが、歪みの国の真相を知るうちに旧友のような慕わしさ愛おしさが湧いてきます。
特に主人公の相棒となるチェシャ猫は非常に強い存在感を放っています。
忠実な案内人として振る舞いながらも絶妙にトボけたうさんくささがあって信頼しきれない、なのに本人はどのルートどのエンドでも本当に主人公のことを想っているというのはずるいですよね。ヒトガタの終わり方が切なくて好きです。

以上、歪アリの感想でした。当時の人気も納得の面白さで、実際に遊べてよかったです。
内容が濃密ですがプレイ時間は短め(一般的なフルプライス乙女ゲームと比較して)なので、他の乙女ゲームをプレイする合間の箸休めにもおすすめですよ。

even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女 感想② 今の時代らしい良作乙女ゲーム 

いま乙女ゲーム界隈で、オトメイト公式ファンクラブ終了決定のニュースが話題になっていますね。
以前、複数の主要スタッフが退職&別会社立ち上げしたというのもあって、いよいよオトメイト終了か?乙女ゲームの今後はどうなる?と不安になってしまいますね。
もう何年も前から、乙女ゲーム界の質量を支えているオトメイト。どうか末永く続いてほしいのですが。
サブスクという今風の集金システムに切り替えただけだと思いたいところですね。

 

さて、本題に入ります。
テンペスト魔女、バッドエンドを除いてクリアしました!!
いやー面白かった。いろんな意味で、今の時代ならではの乙女ゲームだなと思いました。
シナリオが緊迫感たっぷりでダレることなく面白い。ほぼ一本道のシナリオで後日談のみキャラ別という性質上、糖度低めとはいえ萌えも十~分にありました。特にルーシェン殿下が私の好みにクリーンヒットで最高でした。
ほぼ前編通してシリアスな今作ですが、笑える場面ではちゃんと笑えるので、緩急の付け方が巧みだったと思います。特にルーシェン殿下の初々しいラブコメっぷりが好きです。

前回の感想でWeb小説っぽいと言いましたが、シナリオを進めると異世界転移要素もあったりしてますますWeb小説的でした。文脈に慣れていないと少々戸惑うかもしれません。
でも作中で悪事を働く人物(コンラッド、エヴェリーナ、枢機卿など)が特に断罪されずに終わるのはWeb小説らしくない気がしました。悪人に容赦ない鉄槌でざまぁ、みたいなのが人気出るイメージなので(ロクに読んだこともないのに偏見がひどい)。
でも、おそらくそこが今作では重要なポイントなのでしょう。
人間は過ちを犯すが過ちをなくすために自由を奪うことは許されない、醜い欲も美しい愛も人間の本質である。みたいなのが主題なのかなと。だから断罪して一件落着、という終わり方をさせなかったのではないかと思います。
人と神が絡む話って大体そういう人間賛歌的なオチになるので、それをいかに説得力をもって描けるかが重要になってくると思います。その点テンペスト魔女は、主人公が文字通り命を懸けて敵に挑みながら、悪意に傷つき善意に癒やされ、最後は仲間と力を合わせて目的を達成する過程が丁寧に描かれているので「人間はいいものかしら」と思わせる説得力は十分だったと思います。

今作の最推しは予想通りルーシェン殿下。
主人公への思いが一途を通り越してキモいの域に入っているのを作中で指摘されていて笑いました。ちゃんとツッコミが入る風真くんって感じ。
繊細で泣き虫でヘタレで、冷静を装っているけど主人公が絡むと途端に我を忘れてその後しおらしく反省して。可愛いったらないですよ。永遠に成長しなくていいです。毒親か?
せっかく表情差分が豊富なのだからみっともない泣き顔も見せてほしかったですね(まだ言ってる)。
ティレル、クライオス、ゼンもそれぞれ非常に魅力的なキャラでした。みんな善良な人ですが状況によっては主人公と敵対することもあり、それがかえってキャラのブレない芯を引き立てていたと思います。
クライオスの「大切なものは大切にするだけでは守れない」という台詞が印象的でした。表面的な態度はともあれ、彼も常にアナスタシアのことを思ってくれましたよね。

あと、それなりの本数乙女ゲームをやっていて初めて出会いましたよ「悪役令嬢」。お目にかかれて光栄ですオーラ嬢。
オーラ嬢、善か悪かというと悪ではありますが、言うて魔女に唆されでもしない限り大した悪事を働けない無力な令嬢なので(言い方)憎いよりも哀れだという感情が勝ちました。
主人公を敵視しながら擦り寄って甘えてもくるのが憎みきれない。エヴェリーナの元に生まれなければ、ごく普通の天真爛漫な可愛い女の子だったかもしれませんね。

また、今作の大きな魅力の一つとして触れておきたいのが、立ち絵の表情が豊かであること。別の作品では「怒り顔」一種類で済ませそうなところでも、何種類もの差分が用意されていた気がします。
他キャラの台詞の合間合間でも表情が本当によく変わり、それが時には下手な台詞よりも雄弁だったりするのが面白い。特に、主人公が性的に奔放であるという嘘をオーラに吹き込まれてショックを受けたり悲しんだり心配したりするルーシェン殿下の百面相ぶりときたら。
乙女ゲームの主人公が、コロコロと変わる表情を褒められがちな理由がわかりました。目が離せないんですよね。他の作品は「音声だけ聞こえればいいや」とオートモードにして別の作業をしてしまうことがありますが、テンペスト魔女はこれがあるのでほぼオートモード使いませんでした。

プレイしていて少し気になったのは、誤字脱字の多さです。
文章そのものに違和感を抱くことは私はありませんでしたが、もう少し丁寧に推敲してほしかったです。声優さんのボイスと微妙に違う点も多く、地味に没入感を削がれました。
逆に言うと不満らしい不満はそれくらいで、普段乙女ゲームをやらない人にもおすすめしたいくらいエンタメとして出来のいい良作でした。

 

以上、『even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女』の感想でした!
この作品がどんどん売れて、ボルテージが次の作品もコンシューマで出してくれたりしたらすごく嬉しいな。すでにネット上では好評ですが、もっともっと話題になりますように。

 

even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女 感想① Web小説的ファンタジー世界でダンガンロンパ

6月9日にボルテージより発売された『even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女』。
私の中でボルテージと言えば『ダウト~嘘つきオトコは誰?~』を始めとしたスマホ向けゲームなのですが、ここにきてなぜかコンシューマーで新作を出してくれました。
コンシューマーメインで遊んでいる方にとっては「気になるけどボルテージって聞かないし、どんな内容なの?面白い?」とお思いかもしれません。
仇花の賞を途中まで進めた時点での感想なのですが……かなり面白い!
どんな内容なのかを私なりに大雑把に言うと、記事のタイトルにもしたとおり「Web小説風ファンタジー世界でダンガンロンパ」という感じです。

ファンタジーはファンタジーでも、技術や価値観はだいぶ現代に寄っているタイプのファンタジー世界です。登場人物の会話に「車」「電話」「ブロマイド」「ドM」といったモダンな単語が出てきますし、「医療行為だからセクハラと訴えるなよ」というような台詞もあったり。セクハラってだいぶ近年の概念ですよね。「死に戻り」という要素も含め、テンペスト世界はかなりWeb小説の系統を感じさせます。

そんな世界で、最も特徴的な存在が「魔女」。
魔女は「女」とはついているものの男とも女ともつかない邪悪な非人間的存在であるらしく、人々は魔女を恐れて神にすがり、神の威光を背負った王族を敬っています。
主人公のアナスタシアはなんだかんだあって(本当になんだかんだあって)魔女が主催する裁判に関与させられることになります。
魔女が主催する裁判とは、魔女が自分の選んだ人間に人智を超えた能力を与えて殺人を犯させ、裁判を開いて民衆に犯人当てをさせるという戯れのこと。

なんと悪趣味な……私そういうの大好き!
魔女はダンガンロンパでいうところのモノクマ的な存在ですね。

犯人は人智を超越した力を与えられており、さらに魔女の粋な計らい(?)で犯行に及んでいる間ほかの人間は眠らされているため、普通の推理モノで焦点になる「物理的に可能か」「人に見られずにできるか」という点については考慮しなくていいようです。なのでポイントになるのは「いかに動機のある人間をあぶり出すか」と「いかに民衆の心証を誘導するか」になるのかな。
さすがに人気推理ゲームと同等とは言えないまでも、裁判パートはよく作り込まれています。(『ダウト』も推理ゲームとしてかなり楽しかったことを思い出しました。スタッフさん被っているかは知りませんが)
裁判に臨むための証拠集めから始まり、裁判中も気を抜くとゲームオーバー直行。
ただ正解の選択肢を選べばいいわけではなく、おそらく選ぶ順番も重要だったりします。
私は最初の裁判で2回ほどティレルを死なせてしまいました。ごめんティレル

キャラクターも今のところ未知数であるものの、生き生きとして魅力的です。
異端審問官のティレルは偏屈で嫌味な性格ですが優しいところもある、というキャラ性が実際の行動を伴って描かれており説得力があります。今のところ主人公との関係に色っぽいところは無くあくまで仕事上の相棒という感じですがそれがいい。
謎解き正解して杉山紀彰声のイケメンに褒めてもらえるのってすごく嬉しい!
主人公アナスタシアは基本的に冷静で頭のいい女性ですがひどく純粋なところがあり、一度信じた相手は徹底的に裏切られるまで信じ抜いてしまう危うさがあります。その危うさが今後どう出るのか気になるところです。

イラストも今作の大きな魅力ですね。のりた先生、私は初めて見かける方でしたが、絵柄が好みな上に立ち絵・スチルどれも整っています。こういうコンセプトの作品らしい、絶望顔やいわゆるゲス顔といった穏やかではない方向で豊かな表情も見所です。

今作、普段乙女ゲームをプレイしない人でも楽しめそうだなと思います。
悪役令嬢ものが好きで、実際の乙女ゲームにも少し興味あるけど……という層がもしいたら、是非『テンペスト』をオススメしたいですね。

最後に一つ思ったことを。
ルーシェン殿下の情けない泣き顔見せてー!!

 

 

 

乙女ゲーマーへの質問に勝手に答える

 Twitterで「#乙女ゲーマーがいいねの数だけ質問に答える」という全部で40の質問集を見かけました。
 これは乙女ゲーマーとしてのいい自己紹介代わりになると思ったので答えてみます。いいねは待ったところでつかないので勝手に40問全部答えます。

 

1.乙女ゲーム
 小学校の卒業式の日に初めての乙女ゲームを買いました。あれからもう15年くらいたちます。
2.乙女ゲームをプレイしたきっかけは?
 姉が買ってきた『牧場物語 ミネラルタウンのなかまたち forガール』をプレイしていて、男性キャラクターと恋愛・結婚ができるという仕様に衝撃を受けました。もともと漫画の男性キャラに恋しがちな小学生だったので、キャラへの恋愛感情を肯定してくれるゲームが存在するなんて夢のようだと思いました。
 覚えたてのネットサーフィンで「ぼくもの」の二次創作を漁るようになってから、乙女ゲームなる素晴らしいジャンルのことを知るまで時間はかかりませんでした。
3.初めてプレイした乙女ゲームは何?
ときめきメモリアル Girl's Side 1st Love』でした。DSへの最初の移植版です。小学校の卒業式の後にウキウキで近所のゲーム屋に買いに行ったら、同級生と鉢合わせて気まずくなった思い出があります。
 初めて攻略したのは鈴鹿くん。私のファーストキスは鈴鹿くんです。
4.乙女ゲームのプレイ本数を教えて!
 ブログ名で乙女ゲームおたくを名乗っている割に、言うほど本数はプレイできていません。積みゲーも多く、ちゃんとプレイできてるのはたぶん20~30本くらいかと。
5.好きな乙女ゲームトップ5!
 上から『絶対階級学園』、『暗闇の果てで君を待つ』、『ときめきメモリアルGirl's Side 4th Heart』、『遙かなる時空の中で6』、『バスタフェロウズ』です。
 サスペンス要素が含まれる作品を好みがちです。『CharadeManiacs』『百花百狼』も好きで、入れるかどうか悩みました。
 トップ10だったなら、さらに『カエル畑DEつかまえて』、『アンジェリーク ルミナライズ』、『金色のコルダ』も入れたいところです。
 ときメモGS4は、発売前は少し不安でしたが蓋を開けてみればかなりの良作でした。随所で設定のツメが甘く見えるところもありますが、乙女ゲームは萌えられるかどうかが結局最重要なので、その点で言うと個人的には傑作でした。
6.乙女ゲームの一番の推しは誰?
 今はときメモGS4の本多行くんです。
7.どうゆう見た目や性格のキャラに落ちやすい?
 ざっくり言うとかわいい系のキャラに惹かれやすいです。
 絶対階級学園だとハルくん、クラキミだと風野くんと桜葉くん、ときメモGS4だと本多くん、遙か6だとコハクと九段さん、バスタフェだとクロちゃん、シャレマニではソウタくん、百花百狼では黒雪、カエル畑では広瀬くん、アンミナではミランとヴァージル、コルダでは火原先輩が好きです。
8.苦手なキャラクターの傾向は?
 主人公より一定以上年上のキャラには興味がありません。年上らしく頼りがいのあるキャラも、年上なのに主人公に依存してくるキャラも好きではないです。
 年下である主人公を恋愛対象に定めてくる時点で「なんか情けない」という印象を抱いてしまいます。
9.好きな主人公は?
 個性ありも嫌いではないですが、基本的には無個性寄りで、要所要所で非凡さをきらめかせてくるタイプの主人公が好きです。絶対階級学園のネリちゃん、クラキミの深雪さんなど。
 個性ありだとバスタフェのテウタ、オラソワのオランピア、あとトリキスの双葉が好きです。
 どちらにせよ、言うべきときに攻略対象にガツンと言える主人公に魅力を感じます。
10.苦手な主人公の性格は?
 大人しくて聞き分けがいいタイプはモヤモヤするので苦手です。
 家事など人の世話ばかりしている主人公も、本人は何も悪くないですが、そういうポジションに魅力を感じないので好きではないです。
 あと、オトメイト作品に多い印象ですが、クール系や無表情系(綾波系というのか?)の主人公もあまり好きではないです。
 イケメンたちに愛される役目の主人公たるもの、愛想や愛嬌はそれなりにあってほしいです。
11.好きな非攻略対象キャラクターは?
 非攻略対象を「攻略したい!」と思うほど好きになったことはありません。
 女性のサブキャラで言うと、遙か6の千代ちゃんは見かけより勝ち気なところがチャーミングで好きです。
12.好きな声優は?
 下野紘さん、松岡禎丞さんの声が特に好きです。あとかわい子ぶってるときの木村良平さん
。高めで、少し鼻にかかったような声が好みです。
13.好きな乙女ゲーム関連のイラストレーターは?
 絶対階級学園などの和田ベコ先生、バスタフェなどのすめらぎ琥珀先生が好きです。
 安定した画力と豊かな表情、かわいいキャラとたくましいキャラ両方を描きこなせる点が魅力だと思います。
 あまり美麗すぎると逆に萌えづらいというのがあって、個人的にはオトメイトの人気絵師陣はそんな感じです。
14.好きな乙女ゲームメーカーは?
 特定の好きなメーカーはありません。このご時世に乙女ゲーム出してくれるだけでありがたいので、好みや質に関わらず新作は全て買うことにしています。そんでそのまま積みがちですが……。
15.購入するか迷っている乙女ゲームは何?
 自分はエロシーンが苦手だという思い込みがあったため蝶毒も吉原彼岸花も越えざるは紅い花も全年齢版しかやってないのですが、やはり余さず楽しみたいという思いもあります。
16.1番記憶に残っているBESTエンド
 絶対階級学園のハルくんの石ころルートのベストエンドが印象的です。お風呂でプロポーズしてくるやつ。萌えすぎて死にそうでした。
17.1番記憶に残っているBADエンド
 私はバッドエンドを見たくないタイプで、これまでに見たのはどれもうっかり見てしまった不意うちパターンなのである意味どれも印象的です。記憶に新しいのは『君は雪間に希う』の各バッドエンド。一週目は必ずバッドになるみたいな仕様やめてほしい。
18.一番シナリオが良かった乙女ゲームは何?
 すでに何度も名前を出していますが、絶対階級学園とクラキミのシナリオが特に好きです。
 絶対階級学園は主人公が進む道によってキャラとの関係がガラッと変化する点が良かったです。クラキミも、あるエンドでは主人公に恋して真っ当に生きる覚悟を決めてくれるキャラが別のエンドでは恐喝で捕まったりして、キャラのたどる道、見せる顔が状況によって変わる様を楽しめるところが素晴らしいと思います。
 良いところばかり見えるわけではないところも、生きてる人間らしさがあって好きです。
19.キャラが死ぬ乙女ゲームはプレイできる?
 死ぬエンドを回避しながらプレイすることならできます。
20.無料アプリの乙女ゲームはプレイしている?
 乙女ゲーム系アプリでハマったことがあるのは『ダウト』、『A3!』、『乙女剣武蔵』です。どれもシナリオが面白くて一時期は夢中になったし課金もしましたが、根本的にソシャゲ向いてない人間なので続ける気にはなれませんでした。
21.糖度の高い乙女ゲームはプレイできる?
 できるかと言われればできますが、糖度はあまり重視しません。むしろ糖度が控えめとされる作品を好きになりやすいです。
22.世界観や舞台設定が好きな乙女ゲームは何?
 異世界ファンタジーは入り込みづらく感じるので得意ではなく、現代か近未来の日本が舞台の作品が好きです。しつこいですが絶対階級学園やクラキミが好きですね。
23.乙女ゲームに出てくる食べ物で食べてみたいのは?
『ワンドオブフォーチュン』でよく出てきたマカロンが思い浮かびました。箱いっぱいにマカロンがごろごろ詰まっているスチルがあった気がしますが、あんなスナック感覚で食べられたらいいですよね。
24.お気に入りのオープニングムービーはどれ?
 ワンドFDの、mamiさんの『Re:ココロ』という曲が大好きです。音も歌詞もかわいくて、聴いていて幸せになれます。ムービーもかわいい。移植版では聴けなくなってしまって誠に遺憾です。
25.乙女ゲームのエンディング曲で1番好きなのは?
 ときメモGS4の大多和孝治さんの『Oath』です。ストレートに愛を歌い未来を誓う歌詞がときメモらしくて、これまでのゲーム体験を思い返して感慨深くなれます。
26.好きなゲーム内bgmはある?
 サントラを聞き返すほど気に入っているのはクラキミとジャックジャンヌ、GS4です。
 クラキミは、作品の内容に合わせて不安を煽るBGMが多くなっているので印象に残りやすいのかもしれません。
 ジャックジャンヌは音楽に相当力が入っているので順当ですね。白田先輩のテーマ『Loneliness』と秋公演の『懺悔室で激しく懺悔』が特に好きです。
 GS4はキャラテーマに良曲が多かったです。推しの本多くんはもちろん、柊くんと氷室くんのテーマもすごく良かった。
 キャラクターごとにテーマソングがあるといいですよね。聴くだけでキャラへの愛おしさも思い出せます。一人のキャラでも明るい場面、切ない場面など様々な局面があるのが普通なので、ときメモみたいにアレンジが複数用意できないと使いづらいと思いますが。
27.印象に残っているゲームのキャッチコピーは?
 遙か4の「神に抗い、恋を貫く――その想いが、伝説になる」と、
オズマフィアの「キミと描いたユメの痕 サヨナラ貫く愛の銃弾」が気に入ってます。どちらもドラマチックで力強いところが良いです。
28.印象に残っているセリフやシチュエーションはある?
 セリフは覚えていないんですが、クラキミの風野くんルートで印象に残っている場面があります。
 主人公が風野くんに「裏切らないと約束してくれ」と請われて指切りをするのですが、後に「主人公には裏切られてもいいと思ってる」的なことを言われます(風野くん的には最大の愛情表現)。そこで主人公が「私なりに覚悟を決めて約束したのにそんなこと言わないで」と怒り出すんですよ。それが印象的でした。
 要は「私の覚悟を無駄にしてくれるな」ということです。割と冷静な主人公が珍しく感情を露わにする場面でもあるため、風野くんと一緒に驚いてしまいました。同時に「この女、信頼できる……」と風野くんと同じであろう感想を抱きました。
29.好きなスチルはどのゲームのどれ?
 ときメモGS3はスチルが全体的にきれいだったので印象に残っています。一番はクリスマスに嵐さんが肩に寄っかかってくるやつですね。こんな色っぽい目つきができる男なんか……とドキドキしました。
30.グッズを買ったりイベントに行ったりする?
 アクリルフィギュアや缶バッジには興味ないですが、好きな作品へのお布施のつもりで買ったりします。でっかいタペストリーは好きなので出たら喜んで買います。
 イベントはかつてGSの文化祭に行ったきりです。グッズのためにひたすら並んでましたね。GS3の作中スチルのブロマイドを全員分買ったら、ちょうどルカくんのが完売になって後ろのお姉さんをがっかりさせてしまった記憶があります。
31.持っているゲーム機を全て教えて!
 プレステ2、vita、2DS、switchを持っています。
32.攻略サイト見る派?自力攻略派?
 攻略サイト見ながらやることが多いです。バッドエンドが多いゲームならなおさらです。
33.主にどのような攻略順でプレイしている?
 素直に気になったキャラからプレイします。一週目がやはり一番感動できるので、一週目は好みのキャラに捧げたいです。個人的には、物語の謎を最大限に楽しむよりもずっと重要なことです。なので攻略制限ガチガチのゲームには煩わしさを感じます。
34.BADエンドはどのタイミングで攻略する?
 攻略しません。先にバッドエンドを見てしまうとそのイメージで固定されてしまって後でハッピーエンドを見ても素直に喜べないし、後でバッドエンドを見ると後味悪いことこの上ないので、見ないに限ります。
 たぶん私は、幸せになるつもりで進めていたのに急に雰囲気が変わって悲しい結末になるのが怖くて苦手なので、作品通して陰鬱な雰囲気の蝶毒や、薔薇ルートに入った時点で覚悟ができる絶対階級学園は例外的に楽しめました。
35.主に何を重視して購入を決めている?
乙女ゲームである」それだけで購入の理由には十分です。
36.個人的乙女ゲーム、乙女ゲーマーあるあるを教えてください。
「小柄ポジションのキャラが十分でかい」は乙女ゲームあるあるかと思います。全体的にでかすぎて170㎝台前半なら小柄、って世界です。「女性は高身長が好き」は昔から変わらない事実なんでしょうね。個人的にはかわいい系のキャラは160㎝台であってほしい。その方がかわいいからです。
 乙女ゲーマーあるあるとしては「主人公に感情移入はしない、一人のキャラとして見てる」と言いたがる人が多いというのがあります。
 感情移入する人は痛い、という風潮が少なからずあるような。私の場合、自分の言いたいことを代弁してくれる気持ちのいい主人公が好きなので、感情移入はしていると思います。
37.身の回りに乙女ゲームをしている人はいる?
 母が私の影響で乙女ゲームをやるようになりました。作品の趣味はあんまり合わないです。
 あとは大学時代に乙女ゲーマーの知り合いが二人ほどいましたが、今はリアル知り合いにはいません。寂しいです。
38.乙女ゲームしたことない人を乙女ゲームにはめたい場合、どうゆう手順で布教する?
 今だとときメモGS4の実況動画を勧めるところからですかね。ときメモの素晴らしい点は、交流するキャラ、イベントの発生する順序やタイミングの違いで無限大のストーリーが楽しめるところなので二、三人の実況を見てもらってその魅力が伝わればハマってもらえるかもしれません。
 ときメモ以外だと、アプリ化もしている『夏空のモノローグ』とか勧めやすいのではないでしょうか。設定もビジュアルもとっつきやすいし、シナリオの出来がいいらしいので(積んでます)。バスタフェもアプリで出てますし、洋ドラ好きにはおすすめしやすいと思います。
 あとはジャックジャンヌですね。人気漫画家の石田スイ先生が全面的に関わってますし、内容の面白さも申し分ないです。ある程度漫画やアニメが好きな人にはジャックジャンヌを勧めるのがいいかも。
 ……ただ、ジャックジャンヌ好きな人って「乙女ゲームが苦手な人でも楽しめる」「他の恋愛ありきな乙女ゲームとは違う」「乙女ゲームの枠を越えてる」と言いたがるイメージがあって、他の乙女ゲームに手を出してくれなそうな気もします。
39.乙女ゲームを1つおすすめしてください!
 しつこいですがdaisy2の絶対階級学園がおすすめです。
 理不尽な階級制度に翻弄される少年少女たちの愛憎を存分に楽しめます。
 あるキャラは階級制度に迎合し別のあるキャラは反抗していたり、あるキャラは主人公の階級次第で態度が大きく変わって別のあるキャラはほとんど変わらなかったり、階級制度というモチーフがそれぞれの性質を如実に映す鏡になっています。
 大きく二つに分かれたルートで多面的に描かれるキャラクターたちは、みんな善良なだけではない生々しさを含んでおり魅力的です。
 学園の謎を解き明かし、黒幕に抗い脱出する「真相ルート」が攻略対象全員分用意されているところも個人的には重要なポイントです。明かされる真相は同じなので広義の金太郎飴感はありますが、シナリオが凝っているゲームほどルート間格差が生じがちなところを(メインヒーロールートでだけ全ての問題が解決するとか)、全員分用意してくれることで好きな子を私のメインヒーローに任命できるのが良かったです。
 最初はPCゲームでしたがSwitchにも移植されています。損はしないので興味があったらぜひおすすめしたいゲームです。
40.最後に乙女ゲームの魅力を語ってください!
 二次元キャラに対する恋愛感情を肯定してくれる点がやはり最大の魅力と思います。
 見目麗しい男性に一途に愛されたい守られたい、そんな浅ましいとも言える欲望を叶えるために全力を尽くしてくれる素晴らしいジャンルです。
 さらに、少女漫画や恋愛映画と違って相手を好きに選べます。もう最高では?
 一般的に需要がないとされるタイプのキャラでも乙女ゲームなら「品揃え」としてご用意してくれます。あなた好みのキャラをラブストーリーの主役にできるのです! こんなジャンルは他にありません。

 

 さて、これで全部答えられました。こんなの全部読んでくれる人はそうそういないかもしれませんが、いろいろ話せて自分は満足です!

それでは。